“僕は”何をするべきか?
ロジカルシンキングについての書籍などで、[So What? / Why So?]による思考というのは、よくあります。
貨幣経済から評価経済社会へシフトするための拡張型組織・オタキングexの社長として活動している岡田斗司夫さんのノート術でも、似たような展開部分があります。
ポップカルチャーは数世代に渡りファンを獲得し続けた結果、今やあって当たり前の世代を主役とし生活の一部となった
岡田斗司夫さんのノートは、
見開きを使って、 右ページに論理基礎を書き、 左ページに面白基礎を描く。
という形式になっています。
右ページ(論理基礎)には、下、上、水平に自分なりの考えを書きます。考える癖をつけることを目標としています。
左ページ(面白基礎)には、イラストや図解、ダジャレなどを自由に描きます。連想や話を広げる癖をつけることを目標としています。
右ページの論理基礎では、
下: → なぜ? → なぜ? → なぜ? (最後に)→ なぜ気になる?(自分に対するツッコミ) 上: → ということは? (自然な連想) → どうなる? (客観:無責任) → (私は)どうする? (主体:責任) 水平: ← 他に似たこと ← あれ?前にも... ← あれ?逆に... ← あれ?同じような...
の形で考えを展開します。
さて、先日こちらブログを読み、何か心にしみるものを感じました。
(僕は)大学で何を教えるべきか - bluelines
大学教員である id:hatenacinnamon さんが考える「知性」・「学問」の意義と、自身が学生に対して伝えたいことが書いてあります。
その中に、
じゃあ大学の、学部の教育の意義って何だ?という問いが生じる。いや、一般化するのはいけない。問題は、「僕は学部生に何を教えるべきなのか?」ということだ。
と記述されています。(タイトルからそうですね。)
問題は、「僕は何をするべきか?」ということです。
ネット上の書き込みで、「政府は〜をするべき」、「企業は〜をするべき」、「若者は〜をするべき」、というのをよく見かけます。
新橋の高架下から一歩出て、「僕は何をするべきか?」を考えていきたいです。
BF-01Bの導入とかモバイル生活
11月頭からBF-01Bを契約して使っています。けっこういい感じです。
導入まで
これまでケータイはdocomoのXPERIAを一台で使っていたのですが、すぐにパケ・ホーダイの上限に達していました。そしてこのパケット定額料、けっこう高いなあ、と思っていました。
そんな折り、大手家電量販店をぶらぶらしていると、docomoのデータ通信に関するポスターを目にしました。
あれ? 定額データプランの方が、パケ・ホーダイより安くね?
もともとMacBook Proを持ち歩いているので、モバイルWi-fiルータには興味がありました。ググりました。
すると、同じ時期に同じことを考えている人がいました。
http://d.hatena.ne.jp/minet0083/20101013
また性能等を調べてみると、他社のデータ通信サービスと比べて電波とバッテリーの点ではかなり優れており、通信速度もそこそこのようです。
個人的な使い方
BF-01B購入後、XPERIAのSIMカードは以前に使っていたガラケーに移しました。
通話とケータイメールは、そちらの方が使い勝手がいいですし、おサイフケータイも使えるので便利です。
ですので現在は、BF-01B、XPERIA、MacBook Pro (+ガラケー)でモバイル生活を送っています。
またBF-01Bと(SIMカードなしの)XPERIAで、GPSを使う地図・ナビ系のアプリも問題ないです。
ただXPERIAは、ほとんど携帯音楽プレイヤー化しました。ちょこっと、ツイッターしたり、天気予報を見たりする程度です。
そうなってくると、iPod touchの方が良かったかな、と思ったりします。
まあ、使い勝手はそこまでではなくとも、事足りてはいます。
電波、通信速度、バッテリー
電波は、docomo網なのでまったく問題ないです。BF-01Bは大きさが名刺サイズにちょっとの厚みで軽いのでカバンに入れておけばオールオーケーです。
通信速度は、下り 2.5 Mbps、上り 0.4 Mbps程度で、ちょっと気になる感じです。
バッテリーは、使用時のみ接続するようにすれば、一日持ちます。接続していないときに、自動でスタンバイモードになってくれるのがこの機器の魅力だと思います。これはイイ。
ただ、XPERIAを常時接続していると気づいたらBF-01Bのバッテリーがなくなっています。なので、XPERIAの方でWi-fiのON・OFFを意識的に切り替えるようにしています。
公衆無線LAN
mopera Uの新規契約と合わせて公衆無線LAN(Mzone)が一年間無料で利用できます。
これはけっこう大きいです。
WIRELESS GATEも利用していますが、このMzoneが加わったことで、ノマド生活がグッと楽になりました。
通信速度は、下り 4 Mbps、上り 2 Mbps程度で、快適です。
一度BF-01Bの方でIDとパスワードを設定しておけば、Mzone圏内に入ったときに自動でFOMA回線とMzone回線を切り替えてくれるので、面倒くさい操作もなく利用できます。
さて、このMzoneの接続に必要なmoperaのIDとパスワードは、自分で取得する必要があります。契約のときには教えてくれませんので、注意です。
Mzoneへの接続に必要なIDとパスワードはどこで確認できる? - ITmedia Mobile
そんなこんなで、
この文章もカフェで書いていてアップも行っています。
あっ、嘘です。家からのアップです。
Mac OS X 10.6 Snow Leopard の設定的なそれ (UNIX環境構築)
MacBook Proを購入しましたので、そのときどのような設定をしたか書いておきます。
あ、購入・設定したのは、半年くらい前です。ブログに書こう書こうと思っていながら、半年が経っていました。そのため、ところどころ忘れていたり、記憶が曖昧だったりします。まあ、新しくMacBook Airが発売したりして"Macはじめました"みたいな人もいる(はずな)ので、これを機に、といった感じです。
私の場合は、UNIX環境を整えるというのが、購入後の主な作業です。こちらのサイトを主に参考にさせて頂きました。
http://osx.miko.org/index.php/Beginning_OS_X_10.6
ほぼそのままです。ですので、もう書くことがありません。ただ、さすがにすべて同じという訳でもないので、ハマったとことか、個人的な趣味的な設定とかを書いておきます。
MacPortsでのインストールでハマった
sudo port install <パッケージ名>
とコマンドを打ち、自分に必要(そう)なものを次々とインストールしていくわけですが、エラーが出てうまくインストールできないものがありました。
- ffmpeg
- gtk1
の二つです。(当時はダメでした。今はどうか知りません。)
解決策ですが、ググってください。どのサイトとかは、もう忘れました。ただ、日本語ではいくら探しても必要な情報は得られませんでした。英語のフォーラムを見れば、具体策が書いてあるので、それを真似ればOKです。
いやー、英語って大事ですね。
ところで、
sudo port install pTeX +utf8 (+motif)
とすれば、簡単にUTF-8のTeX環境が手に入るので便利ですね。TeXの入門者は、だいたい文字コードでつまづきますので。(私も昔ハマりました。そのときは「文字コード?なにそれ?」の状態でした。)
日本語インプットメソッド
X11上で日本語入力をするのに、kinput2 + cannaでは嫌だったので、調べました。
こちらのサイト(ぼちぼち散歩 X11上での日本語入力にMacUIMが使えた)を参考に、uim + anthyにしました。
MacUIM-0.x.x.dmg(私の場合はMacUIM-0.6.8-3.dmgでしたが、現在は入手できないかもしれません。)をダウンロード・インストールしたら、設定ファイルを記述します。
- environment.plist
LANG ja_JP.UTF-8 GTK_IM_MODULE uim XMODIFIERS @im=uim
- .xinitrc
. . . # start some nice programs test -x /Library/Frameworks/UIM.framework/Versions/Current/bin/uim-xim && /Library/Frameworks/UIM.framework/Versions/Current/bin/uim-xim & . . .
[Shift]+[Space]で入力切り替えができます。英数入力から日本語入力に切り替えても、"[あ]"みたいな表示が出ないので注意です。不便です。
ターミナル
個人的にmltermが好きです。ただ、便利な使い方とか設定とかよく理解してません。
2ch-Linux-Beginners - InstallationUbuntuLinuxFAQs/Tipsとか、社会基盤情報システム研究室wiki - インフラ整備を参考に設定しました。
- ~/.mlterm/main
use_login_sell=false termtype=xterm ptys=1 ENCODING=auto use_bidi=false use_combining=false use_dynamic_comb=false big5_buggy=false copy_paste_via_ucs=false fontsize=14 font_size_range=12-14 use_variable_column_width=false use_anti_alias=false # # not_use_unicode_font=true # ↑の設定の方が日本語がキレイに表示されるんだけど、MacOSXでは # なぜか文字化けとかバイナリを表示しようとすると落ちるので only_use_unicode_font=true not_use_unicode_font=false # ↑を設定 iso88591_font_for_usascii=false compose_dec_special_font=false use_transbg=false fg_color=white bg_color=#000011 brightness=60 use_xim=true xim_open_in_startup=true tabsize=4 logsize=500 word_separators=*",.:+/@ mod_meta_mode=none bel_mode=none daemon_mode=none
コメントにある通りです。日本語の表示が残念な結果に...。フォントが本当に汚いです。(今になって、標準ターミナル使えばいいんじゃね、とか思い至りました。)
また、背景は黒が好きですが、それだと通常の青が見にくいので、~/.mlterm/color というファイルを作って、
hl_blue=#87CEEB
と記述しておきます。
さて、Mac OS Xのデフォルトのlsコマンドでは色が着かないですね。これは嫌です。カラフルにしたいです。
http://apple-tart.net/dokuwiki/doku.php?id=mac
ついでにtopコマンドもLinuxで見慣れた挙動にしたいです。
sudo port install coreutils
して、
alias ls="gls --color=auto" alias ll="gls -l --color=auto" alias top="top -R -F -u"
を.bashrc的なとこに追加しました。
円記号をバックスラッシュに
X11上では、ことえり環境設定とは別なので、.Xmodmap に
keycode 101 = backslash bar prolongedsound
と記述しておきます。
その他
インストールパッケージとかで以下のサイトを参考にさせて頂きました。(科学技術計算よりです。)
はじめに
チラシのウラにでも書いてろ!
という批判は甘んじて受け入れることにします。